働き方に応じた納得できる評価と賃金・処遇

働き方に応じた納得できる評価と賃金・処遇

プラチナナースが培ってきた専門性や経験はもちろん、価値観や体力、生活環境や生活リズム等は様々です。またプラチナナースを雇用する施設等においても、プラチナナースに求める役割や業務内容は一律ではありません。双方のニーズにマッチするよう、プラチナナースは自分自身のスキルや得意分野等について整理しておくことが重要です。
また、働き続けていく中で、新たなスキルや得意分野を開拓する一方で、組織が求める業務内容を遂行することが困難になってくることもあります。働く人と組織が求める役割や業務の成果や、課題について、定期的に評価を行うことが必要です。その際、主観的な評価だけに偏らないよう、具体的な数値目標を設定しておくとよいでしょう。
プラチナナースとして働き方や仕事の内容、責任の重さ等が変化したら、賃金もそれに応じて決まります。
自分の職場での働きが公正に評価され、結果として納得できる賃金が得られれば、やりがいにつながります。60歳を過ぎたら、あるいは定年後の再雇用(再任用)時には賃金を一律に何割かカットしている組織もありますが、役割と責任に応じた処遇となることが望ましいと考えられます。

そのためには、年齢だけでなく、個々の職員の能力・職務・役割や責任の重さ等の要素を重視する人事制度・賃金制度への転換が必要です。併せて、多様な勤務形態に対応する賃金処遇のあり方を検討しましょう。それは、プラチナナースだけでなく、働く意欲と能力がありながら働き方に制約のある人材の活用にあたっても適用することができるものです。

高年齢者の働き方と処遇の考え方

(例)60歳定年、定年まで正規雇用の場合を想定

働き方の
タイプ
業務内容・責任の程度 考えられる
雇用制度
考えられる賃金・評価制度
バリバリ活躍型 60歳以前と同じ 定年延長
(定年廃止)
or
継続雇用制度
60歳以前と同じ
無理なく活躍型
(フルタイム)
60歳以前より軽く 継続雇用制度 60歳以前と比べて不合理な待遇差が発生しないよう、継続雇用のための制度を整備
無理なく活躍型
(短日・短時間)