トップページ兵庫県看護協会:モデル事業活動報告 > 地域住民と共に歩む保健活動 池脇政子さん

モデル事業活動報告:兵庫県看護協会
受講者の声
現役時代を振り返ると家と病院の往復で世間が見えていなかったという感があります。定年後、訪問看護をするようになり、相手と心が触れ合う実感が持てるケースもあれば、相手に対して何かをすることが必ずしも喜ばれないこともあると思っています。今後「看護職生涯パワーの会」に入会するかどうかはまだ決めていないので、自分自身も勉強しながら検討したいと考えています。
 

看護のキャリアはあまり長くなく、震災後に健康アドバイザーを2年ほど務め、介護保険のスタートに際してケアマネージャーの資格を取得しました。しかし、机上の勉強だけでは実践ができるとは思えず、私にもできるボランティアを探したいという思いから参加しました。この研修を今後に生かしていきたいです。

 

昨年定年を迎え、あまり間をあけないうちに次のステップとして自分に何かできることを始めたいと思ってこの研修に参加しました。震災のときに行った個別訪問ボランティアのようなことができるといいと思っています。

 

今、病院で保健師として日々働いていると、保健師とは何かと自問する気持ちがあります。看護師が今、地域看護に向かっている中で、縦割りではなく、看護師と保健師が相互に関わるものとして頑張っていきたいと思いました。

 

今、臨床の現場では同世代の看護職の交流は盛んだが、先輩からの知恵が伝わらない側面があるように思います。「看護職生涯パワーの会」には、組織の枠を離れたグループワーク等を通じて、若い人に臨床の経験を伝える役割も担って欲しいと思います。

 

研修会へ参加できれば良いが、できない場合への看護情報提供はインターネットサービスで。都市部ばかりでなく地域へのサービスを充実させてください。

 

時々、健康相談を行っています。そこで感じることは知識・技術それ以上に「人間性」が問われるということです。それがひいては看護職全般の評価につながると感じております。

 

小・中・高校生、若い世代の妊娠中絶、性病感染が年々多くなっており、家庭教育、学校教育だけでは不十分です。パワーの会でプログラムの1 つに性教育を組み入れてくだされば保健師・助産師・看護師が一丸となって活動できるのではないかと考えます。

ボランティアのみでは年金での生活の中からゆとりはありませんので、収入のある仕事がしたいと思いますが、働くところがありません。

 

パワーの会の今後の活躍に期待しています。看護協会のホームページで活動内容の情報をお願いします。離職後も何かの形で看護師免許が活用できれば、ボランティア活動も嬉しく思います。

 

退職後2年間、看護協会に入っていましたが特に何もしないまま経過し、16年度は考えた上で入会しませんでした。情報はいただいていましたが、退職者が参加するだろうかとも思います。できるとなれば元気な内に何か参加し少しでも役に立てればと思っています。

 

退職すると看護協会も脱会する人が多く、離職後も看護職者間のつながりを持つような組織があればと思っていました。生涯パワーの会に期待しています。

 

定年後も継続勤務可能な職場では看護協会に入っている方は皆無に近い現実に接して驚きました。円熟した技術・経験を持つ方々が現場で黙々と働いておられる。60〜70歳代の先輩の実態を会の皆様はどのように受け止めておられるのでしょうか・・・。

 

高齢化社会に向けてのマンパワーとして、着眼点は素晴らしく思いました。共鳴します。

 

心身共に健康であるならば、地域での相談業務や介護、看護職の心のケアなどの活動もできると思います。また看護協会の活動の一環として、各支部の事務業や支部長のサポート役としての仕事も可能です。看護は各支部が、拠点とする事務所を小規模でも良いから持つべきではないでしょうか現役と定年後の力を合わせて協会の事業をパワーアップする観点で考えてはどうでしょうか。

 

年齢と共に働く日数がパートといえども多く、体力的に心配になってきますが、週1〜2日でも看護師として続けられる労働システムが確立されている職場作りを希望します。

 
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