 |
10:00〜13:00 |
相談の対応と処理方法 |
講師:板橋区人事課健康管理室保健師 青山幹子 |
 |
相談者と心を通わせる相談対応のあり方と、相談に係る情報の整理・活用方法についてお話しいただきました。 |
 |
【講義の概要】 |
 |
1.定年後の生活設計 |
仕事の責任から逃れ、子育て等の家庭生活の役割も軽くなった定年後は、人生の中で一番「自由人」として生きられる至福の時間であると認識し、定年後の看護職の生活設計を以下の3点から考えたい。 |
 |
●経済的基盤の確認・・・年金の活用
●健康の維持・・・健康診断の実施
●生き方さまざま・・・新たな看護分野の開発
例)訪問看護ステーションの機能拡大(内容・対象)、旅行ナース、第3者評価への参入、ケアマネージャー資格取得、人材派遣業への登録など |
|
 |
2.面接技術 |
地域における相談場所の問題点ならびに「まちの保健室」の相談業務のポイントは以下の通り。 |
 |
●相談場所の課題
相談者のニーズがつかみ難い、相談場所のプライバシーの確保、身体的データに乏しい、継続性が取れにくい。 |
 |
●相談業務のポイント
「まちの保健室」は、開催方法としてイベント型と常設型がある。相談を受ける看護職にもそれぞれに得意分野があことから、柔軟な対応が必要である。看護職は「誠実にあなたのことを考えています」という姿勢(心)で接し、相談者の言い分を中心に解決策を考えることが大切である。 |
|
 |
3.アセスメントする上での必要事項 |
次の4点に留意してアセスメントを行う。 |
 |
●医学的視点、社会(生活)的視点から見る
●相談者の身体状況、空気(COPDなど、タバコ)、水
●栄養、行動(筋力低下)などのアセスメント
●チームアプローチの実施 |
|
|
 |